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ろ過装置について プランジャーポンプ及びダイヤフラムポンプについて




逆洗はいつ行うのか?
原水と処理水の差圧は、当初は一定ですが、だんだん汚れにより差圧が上昇致します。一次圧が規定値に上昇した逆洗にて汚れを洗浄して下さい。圧力が上昇しない場合で1日1回は逆洗して洗浄して下さい。



日常の点検はどのような事がありますか?
(1)ヘアキャッチャー(集毛器)の掃除
(2)所定の圧力・水量が保たれているか確認下さい。
(3)異常音が発生していないか、振動が発生していないかチェック下さい。
(4)ポンプモーターが発熱していないか、電流値が定格値以内であるか確認下さい。
(5)塩留塩素が規定値にあるか、濁度が規定値以内か確認下さい。





吐出流量が不安定である原因は?
(1)ポンプ内のキャッチ機構にゴミが入っているためです。
(2)リリーフ弁より液が漏れているためです。
(3)ポンプ内部にエアーが入り込んだためです。
(4)キャッチ機構内のバブルシート、またはボールバルブにキズが入っています。
(5)グランド部よりの液漏れ、又はダイヤフラムの破損のためです。


高粘度の液体の使用条件は?
粘度のある液体の限界は500c.p位までです。
液体が糸を引く様な粘性の液は使用出来ません。


温度の使用条件は?
プランジャーポンプの場合、液体の温度が110℃位まで使用可能です。


ポンプ脈動を止めたいのですが良い方法は?
(1)吐出配管にエアーチャンバー又はアキュムレーターを取り付ける事により
   80%は脈動が止まります。
(2)多連式ポンプを選定する事により脈動を押える事が出来ます。


何故リリーフ弁を取り付けるのですか?
プランジャーポンプ、ダイヤフラムポンプのような往復動ポンプは吐出側のバルブ等を締めて運動致しますと圧力はどんどん上り、どこかが破損するまで上昇します。そのために、逃しのためのリリーフ弁が必要となります。 リリーフ弁はタンクにもどす様に取り付けて下さい。


ポンプの据付及び配管工事で注意する事は?
(1)ポンプの据付については水平をきっちり出して下さい。又、メンテナンスが可能な
  場所スペースを確保下さい。
  
(2)配管工事では工事中ポンプにゴミが入らない様注意して下さい。配管内部は必ず
  ブラッシングをして、わずかなゴミや溶接カスのない様きれいにして下さい。 ゴミが
  ポンプ内に少しでも入ると吐出不能になります。初期トラブルに多い原因です。